【初心者必見】パルクールは何から始めればいい?やり方、練習方法を解説!

【初心者必見】パルクールは何から始めればいい?やり方、練習方法を解説!

SNSやテレビでも度々話題になる「パルクール」。高いところを駆けまわったり、回転して物を飛び越したりするのはかっこいいですよね。パルクールを始めてみたいと思う方もいるでしょう。

しかし、具体的にどのようにしてパルクールを始めれば良いのかわからない方も多いです。
このページではこれまで全くパルクールをやったことがない人、やりたいけれどどのよう滲めればよいかわからない人に向けて、パルクールの始め方や練習方法について解説していきます。
このページがあなたがパルクールを始める第1歩になれば幸いです。

そもそも”パルクール”が何か理解してる?

「パルクールなんて危険なこと、自分にできるかな…」
パルクールに対してこのように思い、実践できない方も多いです。
しかし、あなたは本当にパルクールを理解していますか?

実はパルクールは自分の能力の中で行うものがパルクールです。
その中で、自分の限界に挑戦して、その限界値を伸ばしていくことで、できなかったことができるようになっていくのです。

最初からビルの上など飛べるわけもありません。海外の動画で見るようなパルクールの映像は日頃からパルクールを実践しており、ビルの上を飛んでも大丈夫な能力を身に着けているからです。
他者からは危険に見えても、彼らにとってはそれほど危険だと感じていないことでしょう。

このようにパルクールに対する誤解が存在します。
まずはそもそもパルクールとはどのようなものなのかを知ることから始めましょう。
下記の記事はパルクールとは何なのかというテーマで解説しています。ぜひこちらをご覧ください。

ここからは具体的にパルクールを始める方法、練習方法について解説していきます。
運動経験が全くない方は「基礎的な体つくり」から始めてみてください。

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基礎的な体つくり

パルクールの体つくり

パルクールは走る・跳ぶ・登るという動作が基本になります。技に取り組む前に、ある程度の身体能力が必要になります。
柔軟性と筋力を鍛えることで、パルクールで有利な体を整えることができるので、まずは基礎的な体をつくっていきましょう。

柔軟性

パルクールに大きく影響する柔軟性は、手首・足首です。ストレッチをして可動域を広げられるようにしましょう。
手首足首の具体的な柔軟方法については下記の動画をご覧ください。

筋力

柔軟性の項目で前述した通り、ある程度の筋力を備えていた方がパルクールに取り組みやすいです。
パルクールを行う上で鍛えておいた方が良い筋肉は、腕の筋肉(上腕二頭筋)と足の筋肉(大腿四頭筋)です。

パルクールでは壁やバーにぶら下がったりすることがあります。
体を持ち上げてその上に登る際、体を引き付ける動作で登ります。そのため上腕二頭筋が必要になります。
鍛え方は懸垂がオススメです。
ダンベルを使って鍛えても良いですが、パルクールは自分自身の体をコントロールするもので、自体重以外の重さはかからないのでダンベルを使用したトレーニングはそこまで重要ではありません。

また、ジャンプをして着地する際、着地の衝撃を受け止めるのは大腿四頭筋になります。
大腿四頭筋は人間の中で最も大きな筋肉で、ジャンプをし始めるときにも大腿四頭筋の強い力を利用して跳びます。
鍛え方としては、腿上げやその場ジャンプの繰り返し、バービージャンプなどがオススメです。
また、バーベルを利用して鍛えるとエネルギーを発揮できる”最大筋力”の増加も見込めます。

着地の練習方法

パルクールでは、高いところから下に下りる動作のことを「ランディング」と呼びます。
ランディングの目的として、体に負担を掛けずに安全に着地をすることです。パルクールの中でもかなり重要な技術になるので必ず身につけましょう。
ランディングのポイントは、着地するタイミングに合わせて膝を曲げることです。
足だけで着地をすることもありますが、手を使って着地する場面も多々あります。練習方法としては、まずは低い段差から始めていき、徐々に高い所から行うようにしていきましょう。

また、狙った所にピタッと着地をする「プレシジョン」という動きも存在します。
狭い足場に着地することもあるため、自身の体を完璧にコントロールするためにもこの技術も身につけましょう。
ポイントとしては、ジャンプする際は狙った場所に止まれる程度の力を出すことです。ジャンプしすぎもしなさすぎでも良くありません。

また、着地するときは手を前に出して勢いを殺すことが重要です。
練習方法はランディングと同じように、まずは短い距離で行うようにします。慣れてきたら距離を伸ばして自分の限界の距離を把握しましょう。平地で行ったら、段差やレール(バー)の上でも行ってみましょう。練習場所は公園なども有効です。

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ロール(受け身)の練習方法

ロールは前や後ろに回転をすることで受け身を取る技術です。
フロントロールは勢いが余ったときに、バックロールは勢いが足りなかったときに行います。
また、空中にいる状態から直接フロントロールに入ることも危機回避技術の1つです。

ポイントとしては、体の硬い部分が地面に当たらないように回ることを意識します。
まっすぐ行う前転というよりかは、柔道の前回り受け身のように、少し体の軸を斜めにして回転するようにしましょう。
練習方法は、まずは勢いがない状態でロールするようにしましょう。慣れてきたら軽く走った状態から行ったり、ジャンプして着地した後に行いましょう。それも慣れてきたら、段差から直接フロントロールを行う練習もしてみると良いでしょう。

バランスの練習

パルクールではパイプ(バー)の上を走ったり、跳んだりすることもあるため、バランス感覚も重要になります。
バランス感覚の簡単な練習としては、その場で片足で直立することです。これはおそらく多くの方がすぐにできることですので、より実践的な練習としては、公園の策などを用いてレールの上に直立してみることです。
レールに対して横向きで乗る際は、足の母指球で乗るように意識しましょう。手は前に出すようにしてバランスを取ります。レールと同じ縦向きで行うときは、手を横に出してバランスを取るようにしましょう。

ヴォルトの練習方法

パルクールで障害物を跳び越えるときに使う技術を「ヴォルト」と呼びます。
障害物に手をついて、踏切を行い跳ぶので、イメージ的には跳び箱に近いでしょう。ヴォルトには様々な跳び方があるので、PTvillageでは、パルクールのヴォルト技一覧も掲載しているので、ぜひそちらのページもご覧ください。
ヴォルト系の技一覧

上でご紹介している技の中から自分にできそうな技を見つけて練習してみるのが良いでしょう。
練習場所は公園などの段差で、ヴォルトで跳び越した先に何もない平地であると尚良いです。
たくさんあるヴォルトの中でも初心者にはステップヴォルトスライドモンキーがおすすめです。詳細は技ページからご確認ください。

【応用】フリップ練習方法

パルクールのフリップ技

パルクールの中でも、バク宙や前宙、サイドフリップなど空中で1回転して着地する技はかっこいいものです。初心者の方がいきなりフリップ系の技に挑戦するのは難しいですが、やりたい方はこちらも練習してみると良いでしょう。
フリップ系の技も一覧ページがあるので、そちらをご覧ください。
練習方法についても技ごとによって大きくことなるので、各ページをご覧ください。
練習環境としては、マットやピット(スポンジの海)がある環境が望ましいです。
フリップ系の技一覧

家や公園でパルクールの練習をすることも可能ですが、本格的にパルクールをやりたいのであれば施設に行くと良いでしょう。
他にも「スポット」と呼ばれるパルクールが実践しやすい場所も存在します。

パルクール施設

PTvillageでは、パルクールの練習ができる施設を一覧でご紹介しています。サイトから施設の情報が確認でき、予約できる施設もあるので、ぜひご覧ください。
日本全国のパルクール施設・パルクール教室一覧

今日からあなたもトレーサー!

パルクールの始め方について、どんな技術があってどのように練習すれば良いのか解説してきました。
ここで紹介した内容はどんな上級者も通ってきた最も基本的なポイントです。これに関しては初心者にとっても上級者にとっても重要です。
ぜひじっくりと練習して確実に身に着けていきましょう。

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監修者情報:テラ

略歴

2019年:体操競技男子1種公認審判員 取得
2019年:中高教員免許 取得
2021年:PTvillage立ち上げ
体操競技歴16年 / パルクール歴5年

メッセージ

体操競技経験を活かし、アクロバットYouTuberとしてアクロバット・トリッキング・パルクールの技を解説。自身が技に挑戦する動画も配信。パルクールとトリッキング普及のために、PTvillageを立ち上げる。

監修者情報

テラ

略歴

2019年:体操競技男子1種公認審判員 取得
2019年:中高教員免許 取得
2021年:PTvillage立ち上げ
体操競技歴16年 / パルクール歴5年

メッセージ

体操競技経験を活かし、アクロバットYouTuberとしてアクロバット・トリッキング・パルクールの技を解説。自身が技に挑戦する動画も配信。パルクールとトリッキング普及のために、PTvillageを立ち上げる。

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